【賛否両論まつげ美容液】それでもやっぱり手放せないビューティーラッシュ【緑内障治療薬!?】

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まつげコンプレックス 逆まつげ・短い・直毛

自分の顔はそれなりに気に入っているというか受け入れていますが、どうしても気になっていたのが、「まつげ」です!「逆まつげ•短い•直毛」と三拍子揃っていて、ぱっちり感がどうにも出ないのが悩みでした。

ビューラーで上げてもメイクを終える頃には直毛になっている、筋金入りの直毛。そしてそれが下向きに生えているものだから、「眠い?」と頻繁に聞かれる目元です。なんとかカールさせたい!とヘレナルビンスタインのラッシュクイーンコブラブラック(楽天市場)(¥5,000over!)を買ってみたりしましたが、当時お小遣いに余裕があった学生だったにしても費用対効果はイマイチ…。確かに、他のマスカラよりはカールを保ちました。夕方になっても地面と並行くらいにはなってましたが、5,000↑はちょっと、ね。

なぜまつげが上がらないんだろう?と悩み続けること10年余…。まつげが伸びれば先端のほうがカールするかもしれないと考えて、いろいろなまつげ美容液を試しました。(楽天市場の広告リンクです)

覚えているだけでもこれくらいです。でも、どれも全くと言っていいほど効果がない!!!

これは最近知ったことなのですが、まつげ美容液に配合される成分は、「まつげが伸びる」と国に認められた成分はまだ無いのです。だから、「まつげ美容液」を塗って効果がなくてもある意味「そりゃあそうでしょう」なのです。悲しいですね。

まつげが伸びる・抜ける仕組みとは

そもそも、「まつげの長さ」って、どうやって決まるのでしょうか。

たまにいませんか? まつげがふさふさ、ラクダもかくや、と言わんばかりの目元をしている方。ケアに無頓着な男性でも、そういう方、いますよね。(私の夫も!笑 夫は長さと密度はあるものの直毛ですが)

まつげの仕組みは以下が大変わかりやすく、絵もとってもいいので、まつげを長くしたい・太くしたい方は必見です。

参考:日経woman まつげと眉毛を育毛!伸びる仕組みをおさらい

とはいえ、結構ボリュームのある文章なので簡潔にまとめると、以下のようになります。

  • まつげの生まれてから抜けるまでの期間は約4か月
  • 4か月のうち、成長期(伸びる時期)1か月 25%、 退行期(緩やかに伸びる時期)2〜3週間 12〜18%、 休止期(生え変わる) 2.5か月 57%〜63%
  • まつげを長くするアプローチは、成長期に成長を早めるか、休止期から成長期への移行を速めること
  • 抜けにくくすれば、休止期以外の期間が各毛穴で長くなり、密度が増える!(2.5か月ある休止期=抜けている期間が短くなり、生えそろっている期間が長くなる)

まつ育効果を期待して入れられている成分は、上記に挙げた製品では以下のように。

  • フローフシ THE まつげ美容液:ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(薄毛治療に使われる成分。特に女性の薄毛には効果ありの可能性)、ヒトオリゴペプチド-1 (肌の新しい細胞を増やす働き。いわゆる幹細胞コスメの、細胞を作る力に働きかける成分)、ヒトオリゴペプチド-13(コラーゲン産出を促す働き)、ビオチノイルトリペプチド-1(毛球細胞の代謝を促す働き)、オクタペプチド-2(休止期に毛の元になる細胞を増やす働き)、アセチルテトラペプチド-3(毛の元になる細胞を活性化)、
  • リバイブラッシュアセチルテトラペプチド-3+アカツメクサ花エキス(毛包を活性化、育毛成分) 全体的に、まつ育よりむしろお肌のアンチエイジングに良さげな成分が豊富かも。
  • アヴァンセ ラッシュセラムEX:有効成分として記載のあるパントテニールエチルエーテルは保湿・ダメージケア成分。感光素301号は血流促進と、細胞再生の促進。正直謎配合というか、ある意味で個性的な内容だった。他の美容液より全成分が圧倒的に少なく、シンプルな感じ。
  • 資生堂 アデノバイタル アイラッシュセラムまつ育に寄与しそうな成分が特にない。(え!)これで2,500はちょっと…

購入したときには知らなかったことがズラリ。フローフシのまつげ美容液はリニューアルしてますが、(UZU まつげ美容液(楽天市場))成分は、ちょっと配合比率が変わったのか成分の順番が前後していましたが、ほとんど同じでした。調べてみると、効かないかもとはわかっていても、もう一回フローフシ(UZU)試してみようかな…という気持ちになっています。

緑内障用治療薬の成分でまつげが伸びる?色素沈着は?

伸びる!の口コミに惹かれて、エマーキット(楽天市場)を使用したところ、(2ヶ月で¥6,000はギリギリあり)確かにまつげはぐんぐん伸びて、効果はありました。しかし、ある日amazonからメールがあり、国民生活センターの勧告を知りました。

https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190808_2.html(国民生活センターのページです)

要約すると、

  • 「まつげ美容液」と名前が付いている製品を使って、健康被害が出ている。
  • 上記の健康被害は、主に目の周りの腫れ・角膜損傷など
  • 医薬部外品の育毛成分が含まれているものは、本来「まつげ美容液」と呼んではいけない

髪の毛が伸びるなら、まつげも伸びる、それはたしかにそうかもしれません。しかし、副作用(メラニン色素生成の促進や刺激性など)は、効果とは別に考えるべきポイントがあります。それは、頭皮と目元のいわゆる「皮膚の強さ」です。

化粧品検定3、2級対策テキストに、全身の経皮吸収率(成分の吸収しやすさ)の図があります。それによると、腕の内側(よくコスメの全色スウォッチでカラフルになるところ)を1とした場合

頭皮:3.5倍

頬:13倍(目元は掲載がなかったですが、粘膜は吸収率がより高いとありましたので、目元はもっと吸収しそう)

こんなに差があるんです。頭皮と顔では、同じものをつけても感じ方が違うのは、わかりますよね(水ですら違和感ある、シャンプーが目に入った日にはもう…大変ですよね)

上記のような刺激性への懸念もさることながら、私が使用して、他のまつげ美容液とは明らかに違う効果を感じたエマーキットやビューティラッシュに共通する成分は「イソプロピルクロプロステネート」です。これは緑内障の治療薬に配合される成分プロスタグランジンという成分と似た成分で、プロスタグランジンは元々副作用として「まつげが増える」「色素沈着を起こす」という作用があるそうです。医師の処方で、がん治療の経過などによる貧毛症の治療薬として使われることがあるみたいです。そんな成分が、素人が勝手に使える「化粧品」に使われているのは、正直かなり危険だと感じます。(リスクについて正しく理解しないまま間違った使い方をする可能性は高いですよね)

過去にはまつげ美容液として使うためにネットなどでこっそり緑内障治療薬を買って、健康トラブルに見舞われた方も少なく無いみたいです。

上述のプロスタグランジンですが、メラニン色素生成を活性化する成分として、紫外線などの刺激によって体内でも作られるものです。そんな成分を、経費吸収率が高い目元に塗るわけですから、色素沈着も起ころうというものです。

使用感

まつげ美容液Before/After

まつげ美容液使用前・使用後

今はコスパの問題で、エマーキットと同じような口コミが多く、ちょっと単価の安いビューティーラッシュを使っています。しかし、最近「これ、色素沈着かな…」と思うことが多くなりました。アラサー突入で老化での目元の印象の変化もありそうなので、エマーキット(現在はビューティラッシュ)の影響だけがあったとは言い切れないのですが、怪しいですよね。

しかし、今でも使用を続けています。なぜかというと、まつげが本当にコンプレックスだから!

一時期、アヴァンセラッシュセラムに切り替えていたのですが、まつげパーマをしてもらっているサロンの方に、短さと抜けを指摘され、「やっぱりアヴァンセではダメか」となってしまったのです。

その後ビューティラッシュをしばらく使ってまたサロンにいったときには、まつげが健康的で長さも十分!と太鼓判。長く伸ばしてパーマをかけた目元は、自分のお気に入りです。

色素沈着はする?が、確かに伸びる。万人にはお勧めできないが、私は続けている

結論として、「自己責任で」それでもまつげを伸ばしたいなら、少なくとも一回使ってみる価値はありました。ただし、これは私の個人の経験談であり、大きなトラブルが今のところないのは、運が良かっただけかもしれません。もちろんメーカーの案内する使い方をきちんと守って使ってはいますが、私は医師ではないため、作用・副作用の起きる仕組みの理解も不確かなものです。

あくまで、個人の感想としては「おそらく多くの人が伸びる」まつげ美容液であることは確かです。ただし、効果がある=毒になり得る(人体に影響を及ぼす)ということだと思っています。

私の他にも様々なインフルエンサーや公的機関が警鐘を鳴らしている製品であることを踏まえた上で、ご購入はご検討ください。

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