朝晩は特に寒く感じることも多くなってきました。
手足先が冷たくなることもあり、体の巡りが悪くなってきたなあと感じます。
お肌も同じように、冬にはターンオーバー周期が遅くなりやすく、古い角質が溜まってお肌がくすみがち。
ターンオーバーの積極的なケアに取り入れたいのが、ピーリングです。
今回は、薬局で簡単に手に入るピーリング剤、ロゼット ゴマージュ しっとりタイプを購入・使ってみました!
この記事では、ロゼット ゴマージュ しっとりタイプの使い方・使用感と、成分の紹介、ピーリングのポイントがご覧いただけます。
使い方・使用感
使い方
半透明の、ゆるめのジェルです。
マスカット大を手に取って、顔全体に広げていきます。
- 水分は拭き取り、乾いた肌に使用する
- マスカット大を手に取り、広げる
- ぽろぽろと消しゴムカスのようなものが出てきたら、30秒ほどマッサージ
- 洗い流す
- 保湿ケアをする(重要!)
私の場合は、塗り広げるとすぐにすごい勢いで白いカスが浮き始めました。
摩擦はNG派で、日々擦らずに生きていたので、取れるものも多かったのか?
製品の使い方には「マッサージする」とありましたが、ただでさえ角質というバリアを緩めた状態で擦るのは良くないと思い、本当に塗り広げただけで、30秒ほど待って洗い流しました。
痛いということはなかったですが、刺激は少しあり。
アルコールの影響か、少しツンとした香りがあります。
洗い流した後はすぐに化粧水をつけましたが、やっぱり化粧水が入っていきやすい感じはありました。
使用後
触り心地はつるっと滑らか、ワントーン明るくなったような感じです!
(あえて無加工ですので細かい産毛などは目をつぶってください…笑)
刺激は少し感じたものの、赤くなったり、その後肌荒れやつっぱりを感じるということはありませんでした。
冬に向けてピーリングを取り入れたい理由
冒頭でも取り上げましたが、冬はターンオーバーが遅くなり、古い角質が溜まりがち。
ターンオーバーは、お肌の新しい細胞が奥の方で作られ、徐々に変化しながら表面に移動して、角質になって剥がれ落ちるまでのプロセスです。
角質はお肌のバリアとして大切な役目を担っていますが、ちょうど良い厚さというのがあり、ターンオーバーが早すぎて薄くてもバリアが弱くなり、遅すぎて分厚くなってもくすみ・ごわつきが出て乾燥を招きます。
ピーリングはターンオーバーを促進するはたらきがあり、適切に行うことで遅くなりがちなターンオーバーを整える効果が期待できます。
適切に行えばお肌の調子を整えるのに役立つピーリングですが、やりすぎは厳禁。
ピーリング直後のツルツル感は確かに魅力的ですが、毎日行うのは明らかにやりすぎ。
ロゼット ゴマージュ しっとりタイプは1週間に1〜2回の頻度で行うことを推奨しています。
他の製品を使う際でも、必ず使用上の注意は守りましょう。
【くすみ・乾燥・敏感肌の原因】ターンオーバーまとめ【アニメーション解説あり】
ロゼット ゴマージュ しっとりタイプの全成分
ロゼット ゴマージュ しっとりタイプはかなりシンプルな作りをしています。
水、グリセリン、ジグリセリン、ステアルトリモニウムクロリド、カルボマー、エタノール、豆乳発酵液、グルコース、アラントイン、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、チャ葉エキス、(スチレン/VP)コポリマー、メチルパラベン、香料
- ピーリング成分…乳酸、リンゴ酸、クエン酸
- 収れん(引き締め)…エタノール、チャ葉エキス
- 保湿…グリセリン、ジグリセリン、グルコース
- 炎症を抑える…アラントイン、チャ葉エキス
- 感触調整…カルボマー、(スチレン/VP)コポリマー
- 洗浄剤…ステアルトリモニウムクロリド
- 肌機能活性化…豆乳発酵液、アラントイン
抗炎症効果のアラントイン、チャ葉エキスと、保湿成分のグリセリン、ジグリセリン、グルコースがシンプルながら「肌荒れ防止」も「保湿」も満たしてくれる好印象なジェルです。
ピーリング成分の乳酸・リンゴ酸・クエン酸はいずれも酸の一種で、お肌表面の古くなった角質を溶かすことで余分な角質を除去します。
ロゼット ゴマージュ しっとりタイプの注意点
プチプラで効果もあったロゼット ゴマージュ しっとりタイプですが、注意点もあります。
- 刺激は多少ある。エタノールが入っているので、アルコールが苦手な方は注意。
- 肌荒れ・極度の乾燥状態では使用しないこと(悪化する恐れ)
- 直後はツルツルになるが、その状態がずっと続くものでは無い
ついついツルツルのお肌を!と毎日やりたくなる気持ちをわかりますが、ピーリングのダメージは小さくありません。
ピーリングはあくまでターンオーバーを整えるために、自分のお肌をよく観察しながら行って行きたいスキンケアです。
長期的な目線で、健やかな肌を守っていきましょう。
しっとりタイプと普通タイプの違いは?
今回取り上げたのはしっとりタイプ(モイスト)ですが、普通のタイプ(無印)もあります。
成分の違いは、ジグリセリンと豆乳発酵液の有無。
ジグリセリンは、強力な保湿成分。豆乳発酵液はイソフラボンを含み、肌機能の活性化が期待される成分です。
とくにジグリセリンは、洗い流しても多少残るものとされますので、秋〜冬の乾燥が気になる季節にはしっとりタイプがおすすめ!
まとめ
この記事ではロゼット ゴマージュ しっとりタイプの使い方・使用感・全成分と、冬にピーリングを行いたい理由、注意点、最後にノーマルタイプとしっとりタイプの違いについてご覧いただきました。
ピーリングは適切に行うことで効果的にくすみや乾燥ケアができます。
ロゼット ゴマージュ しっとりタイプなら、気軽にピーリングを始められます。
くすみ・ごわつき・乾燥が気になる方は、一度トライしてみてください。
▼ロゼット ゴマージュ しっとりタイプ
参考文献等
- 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書 第2版 小西さやか著(主婦の友社)
- 化粧品成分ガイド 第7版 宇山ミツ男、久光一誠、岡部美千治著(フレグランスジャーナル社)
角質ケアについてもっと知りたい方は
今回は角質ケアに着目してピーリングジェルをご紹介しました。
角質ケアや、ターンオーバーのことがもっと知りたい! という勉強熱心な方には、スキンケアスペシャリストの取得をおすすめします。
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